管理規約・利用方法その1|バルコニーに彩りを都会のマンションガーデンライフ|ファーストリビング

Topics

Topics

管理規約から読み取るマンションバルコニーの利用方法 ~First Livingマンション管理規約研究チーム~

管理規約は
「マンション生活のルールブック」

管理規約の冒頭には、以下のように書かれている事が多いようです。
『この管理規約は管理または使用に関する事項等について定めることにより区分所有者の共同の利益を増進し、良好な住環境を確保する事を目的とする。』つまり、管理規約とはマンションで生活する皆様が継続的に心地良く生活し続ける為の「マンション生活のルールブック」なのです。
管理規約を理解し守ることは、マンション生活者として最低限のモラルであり義務です。私達は15年間に渡りマンションバルコニーの空間デザインに携わり多くの管理規約を見て参りました。お客様や管理組合様と規約文書の解釈について協議させて頂いた事も数知れずございます。今回この様な過去の経験から、バルコニーが正しく有効的に活用されることを目的に、バルコニー利用と管理規約についてまとめさせて頂きました。ここに記されていることは、全てのマンションにおいてあてはまる万能な考え方ではございませんが、皆様がマンションバルコニー利用を考える際の規約の解釈や判断の参考になれば幸いです。

【バルコニーは共有部分ですが、専用使用できる空間です。】

共用部分の範囲については別表が用意されていることが多いようです。

管理規約の最初のページは「総則」という章から始まるのが一般的です。そこには区分所有法という法律で定められた内容が管理規約の前提に有ると記載されています。第一章「総則」は(目的)(定議)(厳守義務)等が書かれ、第二章では(占有部分の範囲)(共有部分の範囲)について書かれている事が多いようです。 この章を読むとバルコニーは共有部分である事が分かります。バルコニーは避難経路を兼ねている事や、外観への影響がある事から共有部分とされています。同じ理由でルーフバルコニーや専用庭も共有部分となります。

そして第四章あたりで、「用法」という章が出てきます。この章では、バルコニーやルーフバルコニーはその住戸に住んでいる方を対象に『専用使用権』が有ると書かれています。これは特定の区分所有者(占有者)が『バルコニーを独占して使える権利』という意味です。つまりバルコニーは一定のルールの中で、その住戸の区分所有者(占有者)だけが利用できるプライベート性の高い空間だという事なのです。専用使用権には使用料が発生し、管理費に含まれる事もあります。ルーフバルコニーや専用庭ではそのケースが多いようです。使用料が発生しているのであれば、なお更、規約を充分に理解して有効的に活用したいと誰もが考えます。では管理規約ではバルコニー利用についてどのように書かれているのでしょうか。